スポーツと健康と仕事2 健康

スポーツと健康と仕事2

ところでクイズです。この写真でテニスの試合をしている選手はだれでしょう?たぶんみなさんも知ってる有名な選手です。(答えは次回に) 私がとても不思議に思う光景の一つが、全国大会などで敗退したチームの選手がこれで競技ともお別れです!といって涙を流している光景です。確かに、学生生活で最後の大会で、同じチー…
スポーツと健康と仕事1 健康

スポーツと健康と仕事1

以前からこのブログでも取り上げていますが、私は毎日規則正しい生活と運動をすることを心がけています。私は広い意味ではライフスタイルと健康に関する研究をしているので、毎日の食生活や運動習慣が健康に与える影響の大きさをよく知っているために、当然そうなってしまうのです。 さて、私はコロナ禍においても、毎日1…
科学と政治の健全な関係とは 科学のための科学

科学と政治の健全な関係とは

先日からニュースを見ていて、気になったことがあるので書いてみたいと思います。それは、新型コロナウイルスの流行抑制のための科学的エビデンスと政治の関係です。 今回のパンデミックでは、科学的エビデンスに基づく政治判断の重要性が一般の人たちにもより身近に実感されているように感じます。なぜなら、ウイルスの流…
統計学は科学・経済・社会を統べる!5 分子病理疫学(MPE)

統計学は科学・経済・社会を統べる!5

前回は、メタ解析論文の多くが科学的信頼性の低い論文を区別することなく解析を行っているケースが多いことについて述べました。その結果、多数の論文の解析によってより信頼性が高くなるはずのメタ解析の多くが、科学的信頼性がほとんどないものになってしまっている現状があります。 さて、これはメタ解析に限らない話で…
統計学は科学・経済・社会を統べる!4 分子病理疫学(MPE)

統計学は科学・経済・社会を統べる!4

前回の記事から少し時間が経ってしまいましたが、これまでに、科学的なエビデンスやその根拠となる統計学の重要性が社会で軽視されがちであること(こちらの記事)、一方で科学的根拠の基準として用いられているP値が本来の意味を逸脱した形で濫用されており、その結果多くの科学論文において再現性がなくなったり低くなっ…
第5回国際分子病理疫学会が盛会にて閉幕 ボストン日本人研究者交流会(BJRF)

第5回国際分子病理疫学会が盛会にて閉幕

第5回国際分子病理疫学会が盛況でした。2日目も、特別招待講演者の米国国立癌研究所(NIH)の癌疫学遺伝学部門長のStephen Chanock博士を始めとする豪華な講演者が集まりとても素晴らしい会となりました。 パンデミックにより、去年予定していた開催を1年延期にしたので、3年ぶりの大仕事でした。無…
第5回国際分子病理疫学会1日目終了! 分子病理疫学(MPE)

第5回国際分子病理疫学会1日目終了!

本日ミーティング1日目は滞りなく終了しました! 特別招待講演者のハーバードとMITのブロード研究所所長のTodd Golub博士をはじめとした豪華な講演者に素晴らしいプレゼンテーションを披露していただき感謝しています。 初めてのオンライン開催ということで、進行が滞りなくできるか不安な点もありましたが…
新型コロナウイルスのワクチン接種 新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのワクチン接種

マサチューセッツ州では、一般のワクチン接種が4月19日に始まり、既にかなりの希望者がワクチン接種を受けられているようです。最近は感染者や死亡者が目に見えて減っています。明らかにワクチンの効果が出始めたと考えて良いでしょう。 一方で、このワクチンの正式な許認可はまだ出ていません。去年開発を始め、史上初…