健康 7月 4日 2021 スポーツと健康と仕事1 以前からこのブログでも取り上げていますが、私は毎日規則正しい生活と運動をすることを心がけています。私は広い意味ではライフスタイルと健康に関する研究をしているので、毎日の食生活や運動習慣が健康に与える影響の大きさをよく知っているために、当然そうなってしまうのです。 さて、私はコロナ禍においても、毎日1… 続きを読む
科学のための科学 7月 1日 2021 科学と政治の健全な関係とは 先日からニュースを見ていて、気になったことがあるので書いてみたいと思います。それは、新型コロナウイルスの流行抑制のための科学的エビデンスと政治の関係です。 今回のパンデミックでは、科学的エビデンスに基づく政治判断の重要性が一般の人たちにもより身近に実感されているように感じます。なぜなら、ウイルスの流… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 6月 6日 2021 統計学は科学・経済・社会を統べる!5 前回は、メタ解析論文の多くが科学的信頼性の低い論文を区別することなく解析を行っているケースが多いことについて述べました。その結果、多数の論文の解析によってより信頼性が高くなるはずのメタ解析の多くが、科学的信頼性がほとんどないものになってしまっている現状があります。 さて、これはメタ解析に限らない話で… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 6月 2日 2021 統計学は科学・経済・社会を統べる!4 前回の記事から少し時間が経ってしまいましたが、これまでに、科学的なエビデンスやその根拠となる統計学の重要性が社会で軽視されがちであること(こちらの記事)、一方で科学的根拠の基準として用いられているP値が本来の意味を逸脱した形で濫用されており、その結果多くの科学論文において再現性がなくなったり低くなっ… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 28日 2021 米国国立がん研究所(NCI)のウエビナーの動画公開 前にこのブログで報告したように4月6日(火)の米国国立がん研究所(NCI)主催のウエビナーで、「The Value of Tumor Immune Analyses in Population Studies」という講演を行いました。その動画が以下のサイトで公開されました。このウエビナーの内容は、先… 続きを読む
ボストン日本人研究者交流会(BJRF) 5月 27日 2021 第5回国際分子病理疫学会が盛会にて閉幕 第5回国際分子病理疫学会が盛況でした。2日目も、特別招待講演者の米国国立癌研究所(NIH)の癌疫学遺伝学部門長のStephen Chanock博士を始めとする豪華な講演者が集まりとても素晴らしい会となりました。 パンデミックにより、去年予定していた開催を1年延期にしたので、3年ぶりの大仕事でした。無… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 25日 2021 第5回国際分子病理疫学会1日目終了! 本日ミーティング1日目は滞りなく終了しました! 特別招待講演者のハーバードとMITのブロード研究所所長のTodd Golub博士をはじめとした豪華な講演者に素晴らしいプレゼンテーションを披露していただき感謝しています。 初めてのオンライン開催ということで、進行が滞りなくできるか不安な点もありましたが… 続きを読む
新型コロナウイルス 5月 24日 2021 新型コロナウイルスのワクチン接種 マサチューセッツ州では、一般のワクチン接種が4月19日に始まり、既にかなりの希望者がワクチン接種を受けられているようです。最近は感染者や死亡者が目に見えて減っています。明らかにワクチンの効果が出始めたと考えて良いでしょう。 一方で、このワクチンの正式な許認可はまだ出ていません。去年開発を始め、史上初… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 22日 2021 第5回国際分子病理疫学会が迫る(2021年5月24-25日) 以前もお知らせしたとおり、来週2021年5月24日(月)から25日(火)に、第5回国際分子病理疫学会を以下の通りオンライン開催します。 **************************************************************************** 第5回国際… 続きを読む
マンガ 5月 21日 2021 マンガが来た! 来週の第5回国際分子病理疫学会に向けての準備が大詰めの今日このごろで、忙しい日々が続いています。 そんな中でも毎日、早寝早起きの規則正しい生活、運動と気分転換は欠かさないのですが、最近コロナの影響で日本に帰れていないので、毎晩のマンガタイムに読むマンガが不足してきていました。 昔読んだマンガも繰り返… 続きを読む