分子病理疫学(MPE) 6月 2日 2021 統計学は科学・経済・社会を統べる!4 前回の記事から少し時間が経ってしまいましたが、これまでに、科学的なエビデンスやその根拠となる統計学の重要性が社会で軽視されがちであること(こちらの記事)、一方で科学的根拠の基準として用いられているP値が本来の意味を逸脱した形で濫用されており、その結果多くの科学論文において再現性がなくなったり低くなっ… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 28日 2021 米国国立がん研究所(NCI)のウエビナーの動画公開 前にこのブログで報告したように4月6日(火)の米国国立がん研究所(NCI)主催のウエビナーで、「The Value of Tumor Immune Analyses in Population Studies」という講演を行いました。その動画が以下のサイトで公開されました。このウエビナーの内容は、先… 続きを読む
ボストン日本人研究者交流会(BJRF) 5月 27日 2021 第5回国際分子病理疫学会が盛会にて閉幕 第5回国際分子病理疫学会が盛況でした。2日目も、特別招待講演者の米国国立癌研究所(NIH)の癌疫学遺伝学部門長のStephen Chanock博士を始めとする豪華な講演者が集まりとても素晴らしい会となりました。 パンデミックにより、去年予定していた開催を1年延期にしたので、3年ぶりの大仕事でした。無… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 25日 2021 第5回国際分子病理疫学会1日目終了! 本日ミーティング1日目は滞りなく終了しました! 特別招待講演者のハーバードとMITのブロード研究所所長のTodd Golub博士をはじめとした豪華な講演者に素晴らしいプレゼンテーションを披露していただき感謝しています。 初めてのオンライン開催ということで、進行が滞りなくできるか不安な点もありましたが… 続きを読む
新型コロナウイルス 5月 24日 2021 新型コロナウイルスのワクチン接種 マサチューセッツ州では、一般のワクチン接種が4月19日に始まり、既にかなりの希望者がワクチン接種を受けられているようです。最近は感染者や死亡者が目に見えて減っています。明らかにワクチンの効果が出始めたと考えて良いでしょう。 一方で、このワクチンの正式な許認可はまだ出ていません。去年開発を始め、史上初… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 22日 2021 第5回国際分子病理疫学会が迫る(2021年5月24-25日) 以前もお知らせしたとおり、来週2021年5月24日(月)から25日(火)に、第5回国際分子病理疫学会を以下の通りオンライン開催します。 **************************************************************************** 第5回国際… 続きを読む
マンガ 5月 21日 2021 マンガが来た! 来週の第5回国際分子病理疫学会に向けての準備が大詰めの今日このごろで、忙しい日々が続いています。 そんな中でも毎日、早寝早起きの規則正しい生活、運動と気分転換は欠かさないのですが、最近コロナの影響で日本に帰れていないので、毎晩のマンガタイムに読むマンガが不足してきていました。 昔読んだマンガも繰り返… 続きを読む
旅行記 5月 17日 2021 ピーボディ・エセックス博物館 日本美術に関して思い出したことがあるので、備忘録をかねて書いておきます。 今はワクチンのおかげで、移動制限もかなり緩やかになりましたが、今年の冬ごろまでは州外への旅行制限が厳しく、州外に出かけると双方の州で2週間の自己隔離を求められたりするなど、なかなか旅行が難しい時期がありました。しかし、真冬にあ… 続きを読む
音楽 4月 27日 2021 ボストン美術館のモネ特別展 最近、多忙につきブログの更新が滞ってしまいました。私の職場でもまだリモートワーク推進が続いており、日課の1時間の散歩を除いてずっと家に籠もりきりです。もともとあまり外食はしておらず、たまにするときといえば旅行中かボストン交響楽団のコンサートのときぐらいでしたが、今シーズン(9月から5月)のコンサート… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 9日 2021 第5回国際分子病理疫学会のお知らせ(2021年5月24−25日) 昨年の新型コロナウイルスの流行の影響で、私がボストンにて主催している国際分子病理疫学会の5回目の開催を本年に延期しました(過去記事)。今年はボストンで学会を開催できることを期待していたのですが、残念ながらまだまだ流行収束の気配がないため、バーチャル形式で以下の通り開催することにいたしました。 ***… 続きを読む