日本病理学会に参加します 日本での講演など

日本病理学会に参加します

コロナで2年ほど帰国できていませんでしたが、来月神戸で行われる日本病理学会に参加することにしました。将来有望な病理科医師・研究者の方に私のラボの研究に興味をもってもらえればと思います。もしかしてどなたか将来、私のラボに入ってくれる方を見つけられるかもしれません。 もし会場で私を見かけたらお気軽にお声…
MPE 12周年 分子病理疫学(MPE)

MPE 12周年

本日、3月5日は分子病理疫学(MPE)を提唱した初めてのコンセプト論文がJournal of the National Cancer Instiute (略してJNCI) に掲載されてちょうど12周年になります。 去年(2021年)は、一年延期していた第5回国際分子病理疫学学会をオンライン…
日本の教育3 教育

日本の教育3

今回は、大学に関する私の考え方を書きたいと思います。私が日本で違和感を感じてきたことの一つが、学歴(というよりむしろ大学名)至上主義です。大学入試でどこの大学に入るかということに社会の関心が高すぎて、大学で何をするか、大学卒業後に何を成し遂げるかということに重点が置かれていないように思います。テレビ…
国際生化学・分子生物学連合の分科委員会 科学のための科学

国際生化学・分子生物学連合の分科委員会

私は、タンパク質の名称が乱立している問題に以前から問題意識を持ってきました(こちらの記事に私の考えについて詳しく書いたのでぜひ見てください)。これについて、米国科学アカデミー紀要(PNAS)にオピニオンペーパーを発表したことが縁となり(こちらの記事)、国際生化学・分子生物学連合(IUBMB)の非酵素…
日本の教育2 教育

日本の教育2

それでは、旧来の日本の教育をどう変えたらよいのか。こちらに留学や訪問してくる日本の若者との交流を通じて、日本人に足りないと私が考えていること、それを教育でどう変えていくことができるかを思いつく限り述べたいと思います。 前回の記事で述べたように、日本式(詰め込み)教育にまったくメリットがないというわけ…
日本の教育1 教育

日本の教育1

みなさま、新年あけましておめでとうございます。私は記事に書いている通り、毎年1月1日には一年の目標を立てます。ブログに関しては、最近、多忙にしておりあまり中身のある記事を書くことができていませんでしたが、今年はもう少し頑張って更新していきたいと思います。 さて、今回は新年の話題にふさわしく、日本(と…
腰が治った! 自転車、テニス、スポーツ

腰が治った!

先月末、サンクスギビングの日にテニスで腰を痛めたのは前回書いたとおりです。当初は痛みがすごすぎて、腰を曲げてでないと歩くこともできなかったので最低でも全治1ヶ月、今シーズンのテニスはできないものと覚悟していました。 いつもお世話になっている鍼灸院の先生に2週連続で見てもらうことができました。1回目で…
痛恨のミス 健康

痛恨のミス

痛恨のミスを犯してしまいました!私はテニスが大好きで、パンデミックが始まってからは特に、週2、3回ほどプレーしていたのですが、よりによって、感謝祭の日に腰を痛めてしまいました。 低く飛んできたボールを、無理をして下からスピンをかけようと体を捻ったときに、腰に来ました。一瞬ぎっくり腰かと思ったのですが…
嬉しいニュースHighly Cited Researchers 2021 分子病理疫学(MPE)

嬉しいニュースHighly Cited Researchers 2021

今年も、クラリベイト・アナリティクス社のHighly Cited Researchersに選んでいただくことができました。トムソン・ロイターから社名が変わる前も含めると2014年から8年連続になります。前にも書いた通り、引用回数が多い=素晴らしいサイエンスであるとは限りませんが、一つの参考指標として…
ハーバード大学で20周年 ボストン日本人研究者交流会(BJRF)

ハーバード大学で20周年

今日、11月1日は2001年に私がダナ・ファーバー癌研究所にハーバード大学の駆け出しの教員ポジションであるインストラクターとして採用され、仕事を始めてから20年になります。詳しくはまた、「日本からアメリカへ」シリーズで書きたいと思いますが、様々な縁と幸運と偶然が重なり、ここボストンに来ることになって…