分子病理疫学(MPE) 4月 21日 2019 分子病理疫学(MPE)4(微生物学MPE・続き) 細菌Fは大腸癌のあるサブタイプの組織中に多く存在することは、私のラボや他のグループの研究結果からわかっています。この細菌Fが存在する大腸癌のサブタイプは大腸近位部、特に盲腸によく発生する傾向、遺伝子変異が大変多い傾向、癌ステージが高く予後が悪い傾向があります。 細菌Fは癌に対する免疫応答を抑制して発… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 20日 2019 分子病理疫学(MPE)3(微生物学MPE) このブログの初期に私が提唱して体系化した学問である分子病理学(Molecular Pathological Epidemiology、略してMPE)について解説しました(MPE1、MPE2)。AACRアトランタで私が発表したとおり近年はMPEを微生物学・免疫学などの他の学問と融合するプロジェクトに重… 続きを読む
キャリア 4月 15日 2019 学び直しややり直しが認められる社会に! 今日は学び直しややり直しの重要性について書きたいと思います。 私は医学部卒業後2年で渡米して米国で病理学専門医資格を習得した後、ボストンに来てから大規模なコホート研究に携わることになり、データ解析のための統計学・疫学の重要性を実感しました。統計学が科学や社会全体にとって如何に重要かは過去記事で述べま… 続きを読む
音楽 4月 10日 2019 ボストン交響楽団と音楽3 ボストン交響楽団(BSO)と言って日本人が思い浮かべるのは小澤征爾でしょう。彼は2002年までBSOの音楽監督を務めていましたが、今もBSOの桂冠音楽監督としてボストンでもその名はよく知られています。 実は私がボストンに来てすぐの2001年から2002年は彼が音楽監督を務めた最後の年でした。最後の音… 続きを読む
音楽 4月 8日 2019 ボストン交響楽団と音楽2 最近は出張が続いておりしばらくコンサートに来られていなかったのですが、昨夜は久しぶりのコンサートとなりました。 今日の指揮者は音楽監督のアンドリス・ネルソンズではなく、客演のグスタボ・ドゥダメルでした。彼は若干20代でロスアンゼルス・フィルの音楽監督に就任した稀に見る天才指揮者で有名なのですが、私も… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 5日 2019 米国癌学会(AACR)@アトランタ その他 アトランタから帰ってきました。 今回のAACRでは、前回と前々回に書いた自分のセッションに加えて、共同研究者であるハーバードメディカルスクールのチャン教授及びハーバード公衆衛生学大学院のジョバヌッチ教授がAACRの学会賞を受賞したため、受賞記念講演に参加したり、その他各種レセプションなどに参加したり… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 3日 2019 米国癌学会(AACR)@アトランタでの講演2 2年ほど前から、私はAACRの癌免疫学ワーキンググループ(CIMM)及び分子疫学ワーキンググループ(MEG)の両方に所属するメンバーとして、両グループを繋げた共同会議の開催の構想を温めてきました。 AACR主催の特別会議の開催にはAACRにプロポーザル(提案書)を提出して採択される必要があります。 … 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 1日 2019 米国癌学会(AACR)@アトランタでの講演1 昨日の米国癌学会(AACR)にて、教育的 セッション「腫瘍免疫学と分子疫学の統合」を無事終えました。大きな会場での午前中の開催だったため、どれだけの人に来ていただけるか少し不安でしたが、会場はほぼ満杯で立ち見が出るような盛況でした。席の数は約440だったので、途中若干の人数の出入りも考えると恐らく3… 続きを読む
旅行記 3月 30日 2019 米国癌学会(AACR)@アトランタへ出発 今から、アトランタへ出発です。 3月29日から4月3日に開かれるAACR Annual Meeting 2019での講演のためです。 前にも書きましたが、明日以下の講演を予定しています。 日時:4月30日 10時15分-12時15分 場所:Room A313 - Georgia World CC 教… 続きを読む
科学のための科学 3月 29日 2019 FASEB Excellence in Science Awardの選考2(受賞者には何が必要か?) 前回に引き続き、FASEB Excellence in Science Awardの選考について書きます。 FASEB Excellence in Science Awardは女性科学者を対象とした賞で私は審査委員を務めて6年目になります。 毎年事務局から大量の審査書類(履歴書、推薦状3通、最も重要… 続きを読む