コロナ騒動のボストン3(緊急事態の命の選択) 健康

コロナ騒動のボストン3(緊急事態の命の選択)

アメリカでの新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。御存知の通りニューヨークでは、医療崩壊が現実のものとなり、平時には考えられないパニックが起こっています。また、ニューオーリンズなどの他の地域もニューヨークのような感染爆発が起こりつつあり、予断を許せません。 感染爆発は低所得者層が多く住む地域で…
コロナ騒動のボストン2 健康

コロナ騒動のボストン2

ついにアメリカが新型コロナウイルスの感染の中心地となってしまいました。ボストンのあるマサチューセッツ州でも感染者が日々右肩上がりに増加しています。 4月1日時点での州内の累計で、122人死亡(前日の89人から33人の増加)、陽性は7,738人(前日の6,620人から1118人の増加)、検査件数は51…
賤ヶ岳、小谷城、姉川を巡る 戦国・安土桃山時代

賤ヶ岳、小谷城、姉川を巡る

先月の京都での講演前に、以前から行ってみたかった戦国名所を巡ることにしました。米原を拠点として、1日目は滋賀県北部にある賤ヶ岳、小谷城、姉川を巡り、2日目は関ヶ原を巡る2日間の旅です。 米原からJR北陸本線に乗り、まず賤ヶ岳に向かいました。ご存知のない方のために、少し説明しますと、、 賤ヶ岳は安土・…
コロナ騒動のボストン 健康

コロナ騒動のボストン

新型コロナウイルスの騒ぎが更に大きくなっていますね。ボストンのあるマサチューセッツ州でも、つい先日知事が非常事態宣言を出しました。学校は休校、なんとレストランも全部休業。スーパーに行っても保存食は品薄でお米も売り切れ、毎週末通っているボストン交響楽団のコンサートも、今月はキャンセルとのこと。ハーバー…
MPE 10周年 分子病理疫学(MPE)

MPE 10周年

本日、3月5日は分子病理疫学(MPE)を提唱した初めてのコンセプト論文がJournal of the National Cancer Instiuteに掲載されてちょうど10周年になります。 Journal of the National Cancer Instiuteは10年以上インパクトファクタ…
日本疫学会などで講演@京都大学 分子病理疫学(MPE)

日本疫学会などで講演@京都大学

日本に来ています。ご飯が美味しく毎食が楽しみです。 今週の2月20日(木) 及び2月21日(金)に、京都大学SPHと京都大学で行われる日本疫学会で講演します。 ●京大SPH ショートコース 次世代の疫学と人口健康科学 日時:2月20日(木) 10:30~12:00 場所:医学キャンパス G棟2階 セ…
FASの今井教授と面会 科学のための科学

FASの今井教授と面会

先日、ハーバード 大学 FAS (日本語では教養学部?) 政治学部門及び統計学部門で教授をされている今井耕介先生にお誘い頂いて、昼食を食べに行きました。今井先生は数年前にプリンストンからこちらに移られたとのことで、今まで面識がなかったのですが、ボストン日本人研究者交流会の関係で知り合い、初めてお会い…
失敗を恐れるな2 キャリア

失敗を恐れるな2

私はアメリカでキャリアを積むなかで、多くの失敗を重ねてきました。失敗を恐れて安全な道を進むことはチャンスを逃していることだと私は考えます。失敗だと思ったことから人生が新しい方向に開けて来ることもあります。ですから、前向きに挑戦するという気持ちをいつも忘れてはいけないと思います。何を失敗と捉えるかにも…
失敗を恐れるな1 キャリア

失敗を恐れるな1

今回は失敗を恐れないことの重要性について書きたいと思います。失敗を避けようとすることが実は失敗であったりします。 私が日本で違和感を感じることの一つは、失敗のないキャリアを積んだ人間、要はリスクを取らずにそつなくやってきた人間が組織で評価される場合が多いということです。チャレンジしても次がないと人は…
ブログ1周年!日本の活力を取り戻すために 戦国・安土桃山時代

ブログ1周年!日本の活力を取り戻すために

今日でブログを始めて1年になりました。私は1995年にアメリカに来て以来、2010年頃まではごくたまに日本の大学に招待されて帰国する以外には、正直に言うとあまり日本との関わりはありませんでした。特に若いときは、アメリカでどう生き抜いていくか自分のことで精一杯だったのもあります。 うちの研究室に来てく…