ブログ2周年 戦国・安土桃山時代

ブログ2周年

今日でブログを初めて丸2年が経ちました。去年の今頃は新型コロナウイルスの存在がここまで世界に脅威をもたらすとは想像の域を超えませんでした。この1年は、もしかしたら未来の世界への急激な変化の始まりとなる1年だったのかもしれません。 ブログを始めた2年前の記事に書いたことですが、私がブログをやろうと思っ…
タンパク質名称の標準化プロジェクト 科学のための科学

タンパク質名称の標準化プロジェクト

先日の記事で述べたとおり、私が長年問題意識を持ちつづけていた、タンパク質を含む遺伝子産物の名称が乱立している大問題について、共同研究者とともに米国科学アカデミー紀要(PNAS)にオピニオンペーパーを発表することができました。 https://www.pnas.org/content/118/3/e2…
一年の目標2 分子病理疫学(MPE)

一年の目標2

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 去年の記事にも書きましたが、毎年1月1日にはその年の目標を立てることにしています。今年もまた、目標を立てました。1年、3年、5年、10年後に達成したいことと、目標を実現するためにこの1年にやるべきことを書いていきます。 毎年、目標を立…
タンパク質名称の統一と標準化の必要性 科学のための科学

タンパク質名称の統一と標準化の必要性

今回は、私が以前から問題視していた生物医学分野の大問題について書きたいと思います。それは、遺伝子から作られる物質、特にタンパク質の命名のシステムが乱立していることです。科学者はみな自分の好きなタンパク質の名称を使っていて、命名に関するルールが未だに定まっていません。 同じタンパク質に複数の別の名前が…
日本からアメリカへ4 キャリア

日本からアメリカへ4

前回の更新から1年以上経ってしまったので、新しくこのブログを読んでくださっている方は、過去記事の日本からアメリカへ1、2、3を読んでみてください。前回は、私が米国医師国家試験(USMLE)ステップ1及び2に合格した後、アメリカ各地の面接の旅を経てピッツバーグのアリゲニー総合病院とマッチするまでの話で…
若年性大腸癌についての総説 分子病理疫学(MPE)

若年性大腸癌についての総説

前回の記事でも述べた、若年性大腸癌についての総説が私の研究室からつい先日ネイチャー・レビュー(臨床癌科学)誌に発表されました。 https://www.nature.com/articles/s41571-020-00445-1 ちなみにこの雑誌のインパクトファクターは今年50を超えました。私はイン…
長期的な科学の発展のための投資 健康

長期的な科学の発展のための投資

最近大切な研究費申請の締め切りや論文投稿、改訂が重なり、しばらく更新が滞ってしまいました。 私が以前から繰り返し述べているように、現在の科学研究には短絡的な研究成果を追求せざるを得ない悪しき潮流が生まれています。 近年のアメリカでは、生物医学分野の研究予算が伸び悩む中で、博士号取得者が毎年参入して研…
チャンスを掴む方法4(大一番での実力の発揮:私の場合) キャリア

チャンスを掴む方法4(大一番での実力の発揮:私の場合)

まずは、勝負に臨む際の私の基本的な姿勢です。 私の場合、戦国時代などの実力がものを言う社会に興奮を覚えます。将棋が好きなのも同じ理由です。ですから、私は根っからの勝負好きと言ってもいいでしょう。また、あまり悩んだりくよくよしたりすることはなく、自分がこれをやりたいというビジョンがいつも比較的はっきり…
チャンスを掴む方法3(大一番での実力の発揮:渡辺名人) キャリア

チャンスを掴む方法3(大一番での実力の発揮:渡辺名人)

ここ一番での勝負所での実力の発揮について、再び私が尊敬する渡辺明名人を皆さんに紹介したいと思います。 普通の棋士の場合、トップ中トップ棋士同士のガチンコ対決となる、名人戦などのタイトル戦でのタイトル獲得率は通算勝率より低くなるのが当たり前です。例えば、豊島竜王の場合通算の勝率が6割8分強で、タイトル…
チャンスを掴む方法2(仕事の優先順位と準備) キャリア

チャンスを掴む方法2(仕事の優先順位と準備)

私が普段の仕事で心がけていることの一つとして、入念な仕事の準備があります。 重要な仕事には念を入れた周到な用意を欠かしたくありません。しかし、早寝早起きの生活リズムの維持のために、一日の仕事時間は限られているので、まず仕事の優先順位をはっきりさせる必要があります。 重要度は自分の仕事への影響具合で判…