科学のための科学

コロナ騒動のボストン2 健康

コロナ騒動のボストン2

ついにアメリカが新型コロナウイルスの感染の中心地となってしまいました。ボストンのあるマサチューセッツ州でも感染者が日々右肩上がりに増加しています。 4月1日時点での州内の累計で、122人死亡(前日の89人から33人の増加)、陽性は7,738人(前日の6,620人から1118人の増加)、検査件数は51…
FASの今井教授と面会 科学のための科学

FASの今井教授と面会

先日、ハーバード 大学 FAS (日本語では教養学部?) 政治学部門及び統計学部門で教授をされている今井耕介先生にお誘い頂いて、昼食を食べに行きました。今井先生は数年前にプリンストンからこちらに移られたとのことで、今まで面識がなかったのですが、ボストン日本人研究者交流会の関係で知り合い、初めてお会い…
失敗を恐れるな2 キャリア

失敗を恐れるな2

私はアメリカでキャリアを積むなかで、多くの失敗を重ねてきました。失敗を恐れて安全な道を進むことはチャンスを逃していることだと私は考えます。失敗だと思ったことから人生が新しい方向に開けて来ることもあります。ですから、前向きに挑戦するという気持ちをいつも忘れてはいけないと思います。何を失敗と捉えるかにも…
失敗を恐れるな1 キャリア

失敗を恐れるな1

今回は失敗を恐れないことの重要性について書きたいと思います。失敗を避けようとすることが実は失敗であったりします。 私が日本で違和感を感じることの一つは、失敗のないキャリアを積んだ人間、要はリスクを取らずにそつなくやってきた人間が組織で評価される場合が多いということです。チャレンジしても次がないと人は…
科学業績の真価とは2 分子病理疫学(MPE)

科学業績の真価とは2

多くの疫学者は、自分で新しい方法論を開発することなく、他人が開発した方法を使って、単に新しいリスクファクターと病気の相関関係を発表し続けています。そういう大量の、疫学者であれば誰にでもできる疫学研究論文のせいで、一般には疫学は病気のメカニズムは あまり考慮に入れていないというイメージが形成され、「疫…
科学業績の真価とは1 分子病理疫学(MPE)

科学業績の真価とは1

今年も年末に近づいてきて、恒例のノーベル賞の授賞式のシーズンとなりました。ノーベル賞を受賞するような研究は人類の発展に大きく貢献したことは間違いありません。近年、受賞者に毎年のように日本人の研究者が名前を連ねていることは誇らしい限りです。 ただ疫学者として一つ残念なことがあります。ノーベル賞には経済…
オーストラリア(国の機能の分散) 旅行記

オーストラリア(国の機能の分散)

メルボルン大学にご招待頂いて、オーストラリアへ出張しました。 メルボルン大学はオーストラリアでトップの大学であり、色々なカレッジが集合している大学だそうです。イギリスと同じシステムですね。 実際オーストラリアは現在もイギリス連邦(コモンウェルス)に所属しているそうです。街の雰囲気など至るところからイ…
ニューヨーク1(若手のキャリア) キャリア

ニューヨーク1(若手のキャリア)

大分遅くなってしまいましたが、8月にニューヨークを訪問したときの話です。 以前から話しているように、私は何処かを訪問する際にはできる限り色々な方にお会いする機会を作るようにしています。現地在住の知り合いの方にこちらからご連絡して、いろいろな方を紹介していただくのです。そうすることで、昔からの知り合い…
日本からの訪問客1(旧ラボメンバーを囲む食事会) 分子病理疫学(MPE)

日本からの訪問客1(旧ラボメンバーを囲む食事会)

例年、夏は色々な人が私の研究室を訪問してくれます。今年もその例にもれず、いろいろな人に会えてとても嬉しい限りです。 今回は私の研究室の元メンバーで、現在は札幌医科大学の能正勝彦さんがボストンをご訪問くださいました。現在、彼と同時期の研究室のメンバーの馬場祥史さんが熊本大学から私の研究室に最新研究を学…
腸内微生物は世界を変える? ボストン日本人研究者交流会(BJRF)

腸内微生物は世界を変える?

6月末のことになりますが、ボストン日本人研究者交流会の副幹事長の大賀拓史さんに日本企業で腸内微生物をご研究されている松本光晴さんをご紹介いただき、当ラボの博士研究員で、微生物学MPEの研究を主導してくれている有馬浩太さんもお招きし、腸内微生物学研究について意見交換する食事会を行いました。 ご存知のと…