分子病理疫学(MPE)

第5回国際分子病理疫学会が盛会にて閉幕 ボストン日本人研究者交流会(BJRF)

第5回国際分子病理疫学会が盛会にて閉幕

第5回国際分子病理疫学会が盛況でした。2日目も、特別招待講演者の米国国立癌研究所(NIH)の癌疫学遺伝学部門長のStephen Chanock博士を始めとする豪華な講演者が集まりとても素晴らしい会となりました。 パンデミックにより、去年予定していた開催を1年延期にしたので、3年ぶりの大仕事でした。無…
第5回国際分子病理疫学会1日目終了! 分子病理疫学(MPE)

第5回国際分子病理疫学会1日目終了!

本日ミーティング1日目は滞りなく終了しました! 特別招待講演者のハーバードとMITのブロード研究所所長のTodd Golub博士をはじめとした豪華な講演者に素晴らしいプレゼンテーションを披露していただき感謝しています。 初めてのオンライン開催ということで、進行が滞りなくできるか不安な点もありましたが…
第5回国際分子病理疫学会のお知らせ(2021年5月24−25日) 分子病理疫学(MPE)

第5回国際分子病理疫学会のお知らせ(2021年5月24−25日)

昨年の新型コロナウイルスの流行の影響で、私がボストンにて主催している国際分子病理疫学会の5回目の開催を本年に延期しました(過去記事)。今年はボストンで学会を開催できることを期待していたのですが、残念ながらまだまだ流行収束の気配がないため、バーチャル形式で以下の通り開催することにいたしました。 ***…
MPE 11周年 分子病理疫学(MPE)

MPE 11周年

本日、3月5日は分子病理疫学(MPE)を提唱した初めてのコンセプト論文がJournal of the National Cancer Instiute (略してJNCI) に掲載されてちょうど11周年になります。 JNCIは10年以上インパクトファクター10以上をつづけている権威ある雑誌です。過去の…
統計学は科学・経済・社会を統べる!3 分子病理疫学(MPE)

統計学は科学・経済・社会を統べる!3

前回の記事で、多くの論文の科学的根拠となっているP値が完璧ではないということを書きました。 これは非常に重大な問題であるのにも関わらず、あまり表立って議論されていないように見受けられます。また、前回も書いたように、多くの再現性のない論文が生産される一つの要因にすらなってしまっています。この問題はいわ…
留学医師ライブのYoutube番組に出演 分子病理疫学(MPE)

留学医師ライブのYoutube番組に出演

留学医師ライブのYoutube番組に出演させていただきました。留学の経緯、日本とアメリカの医学生の違い、病理科レジデント、フェロー時代などについて語っています。留学を考えているみなさんにご参考になるかと思いますので興味のある方は御覧ください。 https://www.youtube.com/watc…
統計学は科学・経済・社会を統べる!2 分子病理疫学(MPE)

統計学は科学・経済・社会を統べる!2

以前の記事で、統計学の重要性と、科学の信頼性に与える影響について書きました。今回は少し専門的になりますが、より具体的な事例について説明したいと思います。 研究者の皆さんなら誰でもご存知だと思いますが、得られたデータを統計処理する際に用いられる、Pという値があります。例えばAとBという2つの集団のある…