分子病理疫学(MPE) 11月 6日 2024 研究・研究者の歴史的価値について1 研究あるいは研究者の価値というのはどういうものでしょうか。我々研究者にとっては、わざわざ日々話題にはしませんが、我々の存在意義にかかわる重要な問題です。私は毎日そのことについて考えています。 私が常に頭に置いて、研究活動の指針としているのは、研究者の価値は、その研究者がいなかった場合に現在あるいは未… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 10月 7日 2024 若年性癌についてのインタビュー掲載(BBC)と大規模集団研究の重要性について つい先日、BBCに若年性癌の増加についてのインタビューが掲載されました。 https://www.bbc.com/future/article/20241004-the-puzzle-of-rising-early-onset-breast-and-colorectal-cancer-in-youn… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 10月 1日 2024 イタリアの公共放送に出演 先日、イタリアの公共放送(RAI)に若年性癌について取材いただき、放映されました。動画は以下です(全てイタリア語ですが英語版も後日アップロードされます)。 https://www.raiplay.it/video/2024/09/Leta-biologica---PresaDiretta-29092… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 9月 26日 2024 欧州臨床腫瘍学会(ESMO)総会での基調講演 スペインのバルセロナで開催された、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)総会で若年性癌増加の謎について基調講演を行いました。イタリア、スペイン、アメリカのメディアなどからも取材をしていただきました。若年性癌増加の問題への関心の高さが感じられました。 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 7月 11日 2024 欧州臨床腫瘍学会(ESMO)@バルセロナの基調講演 バルセロナで開催される、欧州臨床腫瘍学会(ESMO)で9月16日に基調講演をさせていただくことになりました。 この講演では若年性癌の世界的増加の原因についての最新の知見と現在までの研究の問題点と解決策を論じます。 詳細は以下の通りです。 https://cslide.ctimeetingtech.c… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 7月 7日 2024 Harvard Gazetteにインタビュー掲載 先日、若年性大腸癌の増加についての我々の研究に関連して、若年性大腸癌の40歳からの早期スクリーニングの開始に関するインタビューを受け、それがハーバード大学の公式ニュース雑誌に掲載されました。 https://news.harvard.edu/gazette/story/2024/07/should-… 続きを読む
キャリア 5月 24日 2024 American Cancer Society (ACS) Professor Award受賞 この度、分子病理疫学、免疫学、微生物学、若年性癌の研究等の業績を評価していただき、非常に権威のある、American Cancer Society (アメリカ癌協会) Clinical Professor Awardを受賞する幸運に恵まれました。この賞には、研究資金も含まれており、7月から正式に開始… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 3月 14日 2024 若年性癌に関する記事 今週のNatureに世界中で増加している、若年性癌の問題に関する記事が紹介され、その中で我々の研究室の鵜飼博士と私のコメントが紹介されていますので宜しければご覧ください。 https://www.nature.com/articles/d41586-024-00720-6 我々が若年性癌についての総… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 20日 2023 米国疾病管理予防センター(CDC)の前長官との面会 先日、米国疾病管理予防センター(CDC)の長官を最近まで2年8か月の間務めたRochelle Walensky博士が、ハーバード大学公衆衛生学大学院でCutter Lectureという疫学分野の特別講演を行い、3日あとにハーバード大学医学大学院・ブリガム&ウィメンズ病院でDammin Lecture… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 18日 2023 バッファロー大学コーネル・タープラン医学博士記念講演 今年は5月に第6回国際分子病理疫学学会をバッファローにて開催したところですが(こちらの記事)、11月にバッファロー大学にご招待いただき、第24回コーネル・タープラン医学博士記念講演という大変名誉のある講演者として再訪することができました。先方がExposomics(個人が生涯を通じて遭遇するすべての… 続きを読む