自己紹介

一年の目標2 分子病理疫学(MPE)

一年の目標2

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 去年の記事にも書きましたが、毎年1月1日にはその年の目標を立てることにしています。今年もまた、目標を立てました。1年、3年、5年、10年後に達成したいことと、目標を実現するためにこの1年にやるべきことを書いていきます。 毎年、目標を立…
日本からアメリカへ4 キャリア

日本からアメリカへ4

前回の更新から1年以上経ってしまったので、新しくこのブログを読んでくださっている方は、過去記事の日本からアメリカへ1、2、3を読んでみてください。前回は、私が米国医師国家試験(USMLE)ステップ1及び2に合格した後、アメリカ各地の面接の旅を経てピッツバーグのアリゲニー総合病院とマッチするまでの話で…
チャンスを掴む方法4(大一番での実力の発揮:私の場合) キャリア

チャンスを掴む方法4(大一番での実力の発揮:私の場合)

まずは、勝負に臨む際の私の基本的な姿勢です。 私の場合、戦国時代などの実力がものを言う社会に興奮を覚えます。将棋が好きなのも同じ理由です。ですから、私は根っからの勝負好きと言ってもいいでしょう。また、あまり悩んだりくよくよしたりすることはなく、自分がこれをやりたいというビジョンがいつも比較的はっきり…
チャンスを掴む方法3(大一番での実力の発揮:渡辺名人) キャリア

チャンスを掴む方法3(大一番での実力の発揮:渡辺名人)

ここ一番での勝負所での実力の発揮について、再び私が尊敬する渡辺明名人を皆さんに紹介したいと思います。 普通の棋士の場合、トップ中トップ棋士同士のガチンコ対決となる、名人戦などのタイトル戦でのタイトル獲得率は通算勝率より低くなるのが当たり前です。例えば、豊島竜王の場合通算の勝率が6割8分強で、タイトル…
チャンスを掴む方法2(仕事の優先順位と準備) キャリア

チャンスを掴む方法2(仕事の優先順位と準備)

私が普段の仕事で心がけていることの一つとして、入念な仕事の準備があります。 重要な仕事には念を入れた周到な用意を欠かしたくありません。しかし、早寝早起きの生活リズムの維持のために、一日の仕事時間は限られているので、まず仕事の優先順位をはっきりさせる必要があります。 重要度は自分の仕事への影響具合で判…
チャンスを掴む方法1(生活習慣) キャリア

チャンスを掴む方法1(生活習慣)

先日の将棋の渡辺新名人の誕生の記事に書いたように、私は渡辺新名人がここぞというチャンスに限って特に勝負強いところをとても尊敬しています。実際に彼の通算勝率(6割6分強)は確かにかなりの高勝率ですが、他のトップの中のトップ棋士と比べてずば抜けて高いというわけではありません。例えば、通算勝率は豊島前名人…
渡辺明新名人誕生! 将棋(Shogi)

渡辺明新名人誕生!

渡辺明新名人誕生、3冠復帰、おめでございます! 前の記事にも書きましたが、私は渡辺将棋の切れ味が好きで、誕生日も一日違いということもあり20年来のファンです。一時はB級、一冠まで落ちたにもかかわらず、そこからの怒涛の巻き返しで、2期連続順位戦全勝21連勝という破格の成績で名人挑戦。そこからコロナ自粛…
アメリカ生活25周年 自己紹介

アメリカ生活25周年

本日6月25日は記念すべき日です。25年前の今日、当時27歳の私はスーツケース一つでピッツバーグ国際空港に降り立ちました。そして7月から現地のアリゲニー総合病院にて病理科研修医生活が始まりました。 もちろん当時の私には25年後の今現在アメリカで働いていることなど想像もつかず、ただ目の前の仕事を懸命に…
コロナ後の社会変革への希望5(日本について③) 新型コロナウイルス

コロナ後の社会変革への希望5(日本について③)

ここまで日本の新型コロナウイルス対策について私の意見を述べましたが、なぜ日本では合理的でスピードのある対策が取られにくいのかということについて、私の考えていることを述べたいと思います。 少し突飛に聞こえるかもしれませんが、私は根本的な原因は日本社会の根底にある、中世以来の儒教的・封建的な価値観とそれ…
FASの今井教授と面会 科学のための科学

FASの今井教授と面会

先日、ハーバード 大学 FAS (日本語では教養学部?) 政治学部門及び統計学部門で教授をされている今井耕介先生にお誘い頂いて、昼食を食べに行きました。今井先生は数年前にプリンストンからこちらに移られたとのことで、今まで面識がなかったのですが、ボストン日本人研究者交流会の関係で知り合い、初めてお会い…