英語教育

研究費獲得のためのセミナービジネス? 科学のための科学

研究費獲得のためのセミナービジネス?

久しぶりの更新になります。この1ヶ月はアメリカ全土でコロナ感染拡大が続いてきましたが、マサチューセッツ州では感染は落ち着いており、毎日の新規感染者は100-300人くらい、死者が10−20人くらいとなっています。これを「落ち着いている」というのは日本からすると驚きだとは思いますが。経済活動再開も3段…
英語教育7(英語の公用語特区構想の前段階の施策) 英語教育

英語教育7(英語の公用語特区構想の前段階の施策)

私は従来掲げてきた英語の公用語特区構想に加えて、今すぐにでも実現できる英語(あるいはそれに加えて更に他の言語)上達のための提言をしたいと思います。 日本語と英語の2カ国語を公用語とする特区構想には抵抗を感じる方が少なくないということを実感しているためです。 代表的な反対意見として、母国語でしっかりと…
英語教育6(ボストン在住の日本人とのディスカッション) 英語教育

英語教育6(ボストン在住の日本人とのディスカッション)

私はアメリカに来て以来、日本人が持つ英語力のハンディが世界での日本人の活躍を阻む大変深刻な問題であると日々感じています。 近年は少しはましになっているかもしれませんが、日本ではただ英語ができるというだけでアドバンテージになるほどみな英語が話せません。日本以外の国のエリート層に限っていうと、母国語に加…
イヤーエンドパーティー 分子病理疫学(MPE)

イヤーエンドパーティー

先日、私の所属するハーバード大学医学部関連のブリガム・アンド・ウィメンズ病院病理学部門のイヤーエンドパーティーが開かれました。出席者は病理学部門のファカルティ(教員)、レジデント、クリニカルフェロー(病理学科研修生)とその同伴者で、約150人でした。 アメリカの大学の年度は9月から翌年5月で、6月か…
将棋が世界にもし普及したら? 将棋(Shogi)

将棋が世界にもし普及したら?

今日は閑話休題ということで、久しぶりに趣味の将棋の話です。敬称略とさせて頂きます。 将棋界もそろそろ年度末です。 今年度は渡辺明棋王・王将が2冠に復帰し、圧巻のB級リーグ全勝という成績でA級復帰も決めました。今年度の連勝記録もありますし、勝率も現時点では8割近くで、彼の対戦相手を考えるとありえないほ…
英語教育5(日本語・英語の公用語特区構想!) 英語教育

英語教育5(日本語・英語の公用語特区構想!)

英語を日本の公用語にするという考えには多くの反対意見があることは十分承知しています。しかし、そんなに悠長なことを言っている場合でしょうか。 これから超高齢化・少子化の日本社会が到来するなかで、諸国が世界のトップに伍するべく切磋琢磨する時代に、日本は科学・経済・その他の分野で、国際競争力を現状維持する…
英語教育2(我々はなぜ英語ができないのか!?) 英語教育

英語教育2(我々はなぜ英語ができないのか!?)

英語教育への関心の高さからか、前回の記事には多くの反響をいただきました。 こんなにも英語への関心が高く勤勉に努力しているのに、なぜ日本人はこんなにも英語ができないのでしょうか? その理由の1つ目は、日本の英語教育の始まりが遅すぎるということです。 前の記事でも触れた通り、語学学習には乳幼児…