健康 3月 12日 2024 隠れた名曲の数々 少し前の話になりますが、ボストン交響楽団(BSO)の定期演奏会にErnest Chaussonの交響曲を聞きにいきました。私は古いCDを持っていてこの曲を気に入っていましたが、BSOがやるのは31年ぶりだったそうで、私が2001年にボストンに来てから初めて取り上げた曲ということになります。あまりに素… 続きを読む
日本での講演など 2月 25日 2024 日本と海外での講演、学会参加の予定 日本や海外での学会参加や講演等の情報更新です。日本以外も入れることにしました。どこで新たな機会があるかわかりませんので。 2024年 がんグランドチャレンジサミット(3月6日から8日)London AACR(アメリカがん研究学会)年次総会(4月7日から9日にいます)San Diego 第110回日本… 続きを読む
音楽 2月 10日 2024 ボストン交響楽団の追悼演奏 昨日は、秋から春にかけてのシーズン中は用事のある時以外、月に3回くらい聴きに行っているボストン交響楽団(BSO)の定期コンサートに行きました。私が日本からボストンに戻る直前に逝去された小澤征爾さんの追悼演奏(JS BachのAria in G)が正規のプログラムの前にありました。2001年から200… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 20日 2023 米国疾病管理予防センター(CDC)の前長官との面会 先日、米国疾病管理予防センター(CDC)の長官を最近まで2年8か月の間務めたRochelle Walensky博士が、ハーバード大学公衆衛生学大学院でCutter Lectureという疫学分野の特別講演を行い、3日あとにハーバード大学医学大学院・ブリガム&ウィメンズ病院でDammin Lecture… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 18日 2023 バッファロー大学コーネル・タープラン医学博士記念講演 今年は5月に第6回国際分子病理疫学学会をバッファローにて開催したところですが(こちらの記事)、11月にバッファロー大学にご招待いただき、第24回コーネル・タープラン医学博士記念講演という大変名誉のある講演者として再訪することができました。先方がExposomics(個人が生涯を通じて遭遇するすべての… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 12月 11日 2023 日本での講演、学会参加の予定 年の瀬が近づいて来ました。 2024年は日本での学会参加や講演等を行う機会が多いので、お知らせします。 東京医科歯科大学で学術顧問としての講演(1月10日 16:00から) 国立がん研究センターで講演(1月12日) 大阪医科薬科大学で講演(1月30日) 第34回日本疫学会学術総会(1月31日から2月… 続きを読む
マンガ 11月 26日 2023 久しぶりの更新&若年性癌早期発見のための啓蒙活動 お久しぶりです。半年ほど更新が滞ってしまいました。以前の記事で述べた通り、私はこれまでの研究手法を用いて、近年日本を含めた各国で増加がみられる、若年性癌、中でも若年性大腸癌の原因についての研究を進めています。 近年の急速な若年性癌の増加は、過去50年以上にもわたる食生活などの生活習慣の劇的な変化が、… 続きを読む
海外での講演など 5月 29日 2023 フランク・ロイド・ライトのマーティンハウス訪問 ニューヨーク州バッファローでの第6回国際分子病理疫学会の最終日に、バッファロー市内にあるフランク・ロイド・ライトのマーティンハウスのツアーが企画されました。 フランク・ロイド・ライトはアメリカの超有名な建築家で、私が若い頃に住んでいたピッツバーグ近郊にライトの代表作とされる落水荘(Fallingwa… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 5月 26日 2023 第6回国際分子病理疫学会 (10周年記念サミット)@バッファローの開催 2023年5月4日から5日にかけて、ニューヨーク州バッファローのロズウェルパーク癌研究所にて、第6回国際分子病理疫学会(10周年記念サミット)が開催されました。今回は本学会を2013年に初開催してから丸10年となる記念すべき会合でした。 基調講演者としてMatthew Meyerson教授及びTim… 続きを読む
分子病理疫学(MPE) 4月 29日 2023 大腸がんの病理組織画像のAIのマシーンラーニング解析による患者の予後と治療成果の予測の成功 先日、我々の研究室とDr. Yuの研究室の画期的な共同研究成果がNature Communications誌に掲載されました。 https://www.nature.com/articles/s41467-023-37179-4 癌の疑いがある場合、患者から組織の一部を取り出して生検が行われます。取… 続きを読む