東京科学大への訪問と特別講義

先月末に東京科学大学への訪問と特別講義を終えました。

昨年10月の東京医科歯科大学と東京工業大学の合併で、東京科学大学という新たな大学となった活気を感じました。田中学長とも面会しましたが、話が盛り上がり大幅な時間超過となりました。今回の合併という英断をなさり、素晴らしい先見の明であったと改めて認識しました。

 大学院特別講義では、私の研究室に留学を予定している方々やブログを通じてご連絡頂いた若手の方々ともお会いできました。

 講義では、前向きコホート内発生腫瘍バイオバンクを使った研究全般に使えるPCIBM(前向きコホート内発生腫瘍バイオバンク手法)の概念について初めての公の場で話をしました。去年の東京医科歯科大学(当時)での特別講義の準備をするなかで、このPCIBMのアイデアが浮上したのですが、行動することの重要性を感じた一件でもありました。このPCIBMについては私のLabの公式HPでも図解しております。

 

後半はキャリア発展について誰にでも役にたちそうなアイデアなどを提供しました。

将来の日本の科学界を担う若手の参加者から質問が次から次へと続き、大幅な時間超過となりましたが、参加者皆最後まで、熱心に聴講していただけました。また来年の特別講義も楽しみです。

2月13日に高知で開催される第35回日本疫学会学術総会に出席し、キャリア発展について話をします。ここでも留学予定者やブログを通じてご連絡頂いた方々とお会いする予定です。楽しみです。

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