しまなみ海道縦断の旅1

ブログの更新がすっかり滞ってしまいました。実は、コロナの影響で2年以上帰国が出来ていなかったので、病理学会の後も日本に滞在していました。久しぶりの日本ではリモートワークを続けながら美味しい日本食を堪能し、大好きな温泉などにも行って日々の疲れを癒すことができました。いわゆるワーケーションです。時差などの問題はあるものの、2年以上リモートワークを続けて来たので日本でもアメリカでやるのと変わらない仕事をすることができました。これはコロナがもたらした良い社会の変化です。

さて、日本ではたくさんやりたい事があったのですが、その中でも今回の旅のハイライトとなったのが自転車でのしまなみ海道縦断の旅です。ご存じの方も多いと思うのですが、広島の尾道から愛媛の今治の瀬戸内海上にはには沢山の島があり、島々を縦断する橋がかかっています。美しいしまなみを横目にサイクリングができる場所として、近年は聖地として有名になり国内外から多くの自転車乗りが集結しているらしいとの噂を聞いており、機会があれば自転車で縦断してみたいと思っていたのです。我が故郷の播磨地方も瀬戸内海に面しており、私も瀬戸内海には郷愁と格別の思い入れがあります。

私のような中級者であればしまなみを1日かけて走破するのがモデルルートなのですが、ただ海道を走破するだけでなく道中の島々の景色も満喫したいと思い、欲張って3泊4日の旅とすることにしました。

さて、肝心の自転車ですが、実は帰国に際してこのような折りたたみの自転車(ダホン)を手に入れて、実家近辺から兵庫県の中部、淡路島でのサイクリングをしていました。この愛用のダホンを持ち込むことも考えたのですが、輸送の問題もあり残念ながらダホンの持ち込みは今回は断念することにしました。

そこでしまなみ海道内であれば乗り捨て自由なレンタル自転車を借りることにしましたが、予約を受け付けていないようでした。ゴールデンウィークの最終日あたりからのスタートとしたので、混雑が終わっておらず借りられるか若干の不安があり、スタート地点である今治に前泊して、駅前のレンタルステーションに開店30分以上前から並んでスタンバイしました。結果的には並ばなくてもスムーズに借りられるくらいの台数はあったのですが、無事に今回の相棒となるスポーツタイプの自転車を手に入れることができました。

さて、いよいよ出発です。家族は車で併走してポイントごとに待ち合わせることにして、最初の橋である来島海峡大橋へと向かいました。

次回に続く

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