一年の目標2
2021年1月5日
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
去年の記事にも書きましたが、毎年1月1日にはその年の目標を立てることにしています。今年もまた、目標を立てました。1年、3年、5年、10年後に達成したいことと、目標を実現するためにこの1年にやるべきことを書いていきます。
毎年、目標を立てるときはこれまでに立てた目標を振り返って自分の現在位置を確認することにしていますが、去年の初めに目標を立てたときは、新型コロナウイルスによって世界がこんなにも変化するとは考えてもいませんでした。当然ながら、今年は目標の大幅な修正が必要となってきます。
例えば、本来ならば去年5月に実施する予定であった第5回の国際分子病理疫学会は、残念ながら今年の5月に延期となりました。今年も人が集まる会合の開催ははまだ難しい状況なので、リモートでの開催となりそうです。
新型コロナウイルスが去ったあとも多くの学会等がリモート開催や、リアルとの同時開催にシフトしていくかもしれません。リモートにはリモートの良さがありますが、知り合いの少ない若手の研究者にとっては特に、直接会って話をして知り合いを増やすことはキャリアの機会を広げるために必要だと私は思います。一日も早く以前のような日常が戻ってくることを切に望みます。
去年も言いましたが、私は40代になってからこの目標を立てる作業をはじめました。その結果、分子病理疫学(MPE)の分野の基礎を作り発展させることができました。できればもっと若いうちからやっておけばよかったと思っています。もしまだ目標を立てたことがない人は始めてみてください。