MPE 10周年

本日、3月5日は分子病理疫学(MPE)を提唱した初めてのコンセプト論文がJournal of the National Cancer Instiuteに掲載されてちょうど10周年になります。

Journal of the National Cancer Instiuteは10年以上インパクトファクター10以上をつづけている権威ある雑誌です。過去の記事で述べたようにインパクトファクター至上主義には絶対反対ですが、この雑誌は実際に大変影響力があります。その雑誌からのEditorialの依頼だったので、批判が入ることなく簡単に載せることができて大変ラッキーでした。言わばロケットスタートといってもいいでしょうか。

この時には、MPEと他の分野の融合といった、科学的な方向性については青写真としてある程度予測することが出来ていましたが、MPEが今のように発展をするとは考えてもいませんでした。特に、今年の6月に5回目を迎える国際分子病理疫学ミーティングの開催や継続などは予想外でした。

今年は10周年という記念すべき年ですので、今年も頑張って更にMPEを発展させていきたいと思います。

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