インディアナ大学での講演
2019年3月23日
昨日、今日とインディアナ大学の公衆衛生学大学校と、大学病院病理学科で講演をしました。
昔ハーバードにいた同僚や、クリーブランドで研修した先輩が在籍しており、以前から講演してほしいと頼まれていたため、米国横断出張に合わせてついに実現しました。
また、インディアナ大学に在籍する、消化器病科では全米トップのレックス教授など、沢山の方々とのミーティングを設けて頂きとても充実した滞在となりました。
2回の講演では、分子病理疫学(MPE)と微生物学や免疫学との融合で得られた研究成果の概要、近年の科学研究論文の信頼性の低下の原因、それに対する解決策として統計学を学ぶ重要性や暫定的処置としてP値の基準を0.5から0.005に変えることなどを話しました。
これらについては、またの機会にこのブログで詳しく書きたいと思っています。
人生初のインディアナポリスですが、恐らくボストンと同じくらいの気温で思ったより寒いです。ホテルの近くには大手製薬会社のイーライリリーのお城のような本社ビルがありました。昨日の夜はステーキハウスでアメリカンビーフをご馳走になりました。メニューのなかで一番高いのが宮崎産Wagyuなのが印象的でした!
長旅を終えて今からボストンに帰ります。