USCAPでの出会いと思い出
今日はワシントンD.C.からインディアナポリスに旅立ちます。
米国カナダ病理学会(USCAP)には3年ぶりの参加でしたがとても楽しかったです。
学会中、長崎大学の福岡順也教授とバッタリお会いしました。豊富なアイディアや考え方がまさにグローバルなお方です。
話が弾んで、日本人の皆さんとの夜のポットラックパーティ(食べ物を持ち寄るパーティ)にお呼びいただきました。
英語教育の問題や人材の流動性の問題、その他の面白い話でとても盛り上がりました!写真はその時撮ったものです。
また、別の夜にはジャパンナイトという日本人参加者が集まるイベントに参加したり、古くからの知り合いとランチやディナーをしたり、初めての方々も沢山お会いすることができました。
USCAPには良い思い出があります。
今から8年前の2011年にUSCAPのThe Ramzi S. Cotran Young Investigator Awardをいただきました。Ramzi S. Cotranという、病理学者なら知らない人はいない大物科学者の名前を冠した名誉ある賞です。
http://uscapknowledgehub.org/index.htm?100th/younginvestigator.htm
実は前年にもノミネートされていたのですが受賞は叶わず、この年はリベンジでの受賞だったのです。
しかし、1年待ったことも後から考えれば自分にとっては幸運でした。
当時はちょうど、2010年の春に分子病理疫学(MPE)の概念を発表したばかりたったので(記事)、翌年の2011年に賞を頂けたことで、公の場でMPEについてきちんと発表することができ、多くの人に知ってもらうことができました。
まさに、私の座右の銘である災い転じて福となす(記事)です。
さて、今から人生初のインディアナ州です。楽しみです。