ボストン交響楽団でのディナー
昨日はバレンタインでした。アメリカでは男性から女性に花を贈ったりディナーに出かけるカップルが多いようです。
ちょうどBSOのコンサートの夜だったので、シンフォニーホールの中にあるレストラン、シンフォニーカフェを予約してディナーを楽しみました。
コンサート前にピアノを聴きながらゆっくり食事ができ、とても優雅です。ただ、前にも書きましたが、コンサートの開始時間が8時ではなくもっと早くなれば、なおいいなと思いますが!
バレンタインデーということで、レストランの方にバラの花をプレゼントして頂きました。
心なしか?食事をしている中で我々が一番若いくらい!年齢層が高めでした。BSOのコンサートも、リタイアしたシニアの方がゆっくり楽しんでいる姿をよく見かけます。
こうした文化的な楽しみがあるのもボストンのいいところです。
さて、今夜の曲目は前半はシューマンのピアノ協奏曲、後半はブルックナーの未完成交響曲第9番という一曲でもコンサートになるくらいの大曲の組み合わせでした。
シューマンほうのピアニストは中国出身の有名なYuja Wang。きらきらド派手なグリーンのスパンコールの衣装に負けない存在感と個性的な演奏でとても楽しめました。
ブルックナーのほうはテンポ速めのスケルツォでしたが、第3楽章の雄大さはさすが。ブルックナーの白鳥の歌にふさわしい名曲です。
大曲でとても聴きごたえのあるコンサートでした!ただ、そのせいで終わる時間がいつもより遅く眠くなってしまいました。
出張で行けない回を振り替えたので土曜もまた同じコンサートに行きます。楽しみです。
実は、コンサートでとても嬉しいことがありました。明石の小学校の同級生で幼馴染の松田尚人くんが、出張でボストンに長期滞在しており、連絡をくれてBSOのコンサートで会うことができました。彼も相当の音楽好き・マニアのようです!