将棋(Shogi)1
今日は閑話休題ということで、趣味の将棋の話です。
将棋はやればやるほど奥が深いです。
今日は将棋の王将戦第3戦の棋譜を見たところです。渡辺棋王が見事な寄せで久保王将に開幕から3連勝です。久保王将はこれで早くもカド番に追い込まれました。渡辺棋王の強さと勢いが際立ってすごいです。
かなり厳しそうですが、私の実家から近い加古川出身の久保王将を応援したいところです。久保王将は捌きのアーティストの異名を持ち、その華麗な駒捌きと、たとえ不利になっても絶対あきらめない粘りの凄さは私を惹きつけてやみません。ここからの巻き返しを期待しています。
実は私は渡辺棋王にも誕生日がわずか一日違い(年代はもちろん違いますが)ということで親近感があります。正直どっちにも頑張ってほしいです。
過去に7番勝負の0-3から逆転したのは記憶にある限りわずか2回くらいです。その1つは昔の竜王戦で渡辺竜王(当時)が羽生挑戦者(当時)現永世7冠有資格者に0-3から逆転した対戦で、すごく印象に残っています。渡辺現棋王の底力に感嘆しました。
私は小学校の時に父親から教えてもらい将棋を始め、中学と高校では将棋部にいました。大学では将棋はお休みしましたが。今更ながら、大学で将棋部に入らなかったことについてはちょっと後悔しています。そして米国に来て数年してから2000年代に将棋ソフトで遊ぶことにはまり今に至っています。
時々ですが、わりと実力が似た方がボストンにいて対戦する機会がありました。特に今はカリフォルニアにいるアマ4段という方と指した時は0-5と5連敗しましたが、非常に楽しめました。何局かは中盤まで優勢なのが、彼の終盤力にひっくり返された感じです。彼によると私はアマ2-3段とのことです。
しかし、ボストンではなかなか将棋を指す相手がいないのが実情です。
私が趣味の欄に「将棋(Shogi)の世界普及」と書いたのは、それを反映しています。
私にはShogiを世界普及させるための動機とアイデアの両方があります。しかしながら、これには棋士の方々、日本将棋連盟の方々の協力が必須です。Shogiが世界に普及すれば、将棋関連のビジネスチャンス、将棋連盟の収益の増加、将棋棋戦の賞金の増加、それに日本と世界の国際親善など、多方面に役立つものと考えます。
チェスの普及ぶりを見ると、きちんと普及のための策を練って実践すれば、Shogiの世界普及は不可能ではないというのは確信できます。世界普及というのは、少なくともチェスなみの競技人口が世界中に存在し、どこへ行ってもShogiを指す・指せる人が人口の1%近くいるということを、一応の目標・指標とします。
やはり、日本語のみではShogiの世界普及は難しいのが実情なので、これはもちろん英語教育とも関係してきます。
英語の話題は思った通り反響が大きいです。皆様の関心の高さを反映しているのでしょう。ありがとうございます。続編はまた書きます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
*写真は漢字を使わないShogiの駒で、将棋連盟のホームページから引用させていただきました。世界普及を目指すならばこのような駒にすることが求められるでしょう。